>▼こちらの邪魔をしてこないなら放っておこう
ドゥムヤ:「…そうだね、マスター」
(奥へ進む)

風魔:「! …誰かいます」
アレス:「この気配…マスターか…!」
??:「…こんばんは、カルデアのマスター。優秀な人物がこんなにも。より私に合った人材がいればいいのだけれど―」
▼…貴方は、一体誰だ
??:「私はキサ・シヴェール。しがないマスターよ」
真理:「…始めに呼ばれていたという、46人のうちの一人か、あるいはまた別の因果から成ったマスターか…?」
キサ:「それは私にはわからないわ。だって私は貴方達のこと一人も知らないもの。
 さて―それじゃあ。説明は必要ないわよね、勝ち残った者だけにすべてが与えられる」
▼……!
沙知:「でも、貴方のそばにサーヴァントは…」
キサ:「いるじゃない、そこに。ずっと、貴方達をここへ連れてくるように命じていたサーヴァントが。ねぇ、プリースト?」
ドゥムヤ:「そうだね。僕はちゃんと、君の命令をこなせていたかな?」
キサ:「それはわからないわ。ここで貴方達に負けるようなら、もう一度探しに行ってもらわなくてはいけない」
ドゥムヤ:「…だってさ。それじゃあ、君たち。決戦だ」
▼ドゥムヤ…!?
ドゥムヤ:「なにかおかしいことがあったかな?」
▼ドゥムヤは私のサーヴァントじゃ…!
ドゥムヤ:「一時的にね。契約したのは君をここまで連れてくるための目印だ。―やだな、君が言ったんじゃないか。僕は”悪いことはしなくても、なんでもする”サーヴァントだって。その通り正解さ。何しろ僕は、正しさなんて微塵もない、選択を誤った暗君だ」
沙知:「そんな…!」
ドゥムヤ:「さぁ戦おうか。生き残ってくれよ、正しき人理のマスターたち。今度こそ、この特異点を終わらせてくれ―!」
(戦闘)

 >A
アレス:「くっ―…」
キサ:「月下にあってプリーストが負けるはずはないじゃない。今は常夜、月の加護を受ける聖王に、ただのサーヴァントが」
ドゥムヤ:「…聖王、ねぇ。今は聖王たる額当がないから、ただ月の光を受けてるだけなんだけど」
風魔:「今までの戦いで、ドゥムヤ殿の強さはよくわかっています…だというのに、これだけの人数差がいて尚寄せ付けないとは…!」
▼どうすれば…!
キサ:「別にどうすることもないわよ。そのままサーヴァントを投げ打って逃げるなり消滅するなりすればいい。誰も追わないわ」
アレス:「せめてマスターが、目覚めてくれれば…!」
??:「君のマスターが目覚めることはないよ。もうニュクスによって肉体保存に入っている。そこの黒幕―キサ・シヴェールと利害が一致したのか何か知らないけれどね」
アナ:「貴方は…?」
シャマ:「私はシャマシュ。いやぁ、今まではずっと傍観していたんだけどね。彼女の言うとおり、月下の加護を受けたあの男に勝てる者は少ない。例えばそう―彼と同じように、月の加護を受けていないとね」
キサ:「…邪魔をするつもり?私は貴方のような枠外のサーヴァントの参戦は求めていないわ」
シャマ:「そうかい。でもねキサ、今はもうわからないかもしれないけれど―こういう縁が、彼らが人理を修復できた要因でもあるんだよ」
キサ:「…何が、言いたいの」
シャマ:「言葉通り。君は今まで傍観をしてきた、だというのにそれでもわからないか…ドゥムヤと同じように、狂ってしまったのかな」
ドゥムヤ:「……」
▼キサは、一体…?
シャマ:「彼女も一度はカルデアにやってきた”マスター”だ。…そして魔術師としての高い素質を持ち得ながら―人理を修復”できなかった”マスターなんだ」
キサ:「……………」
▼だから…自分の世界の人理を修復するために…?
キサ:「いいえ違うわ。もう自分の世界のカルデアに興味はない。もともとね、私に”最後のマスター”だとか、そんな主人公のような役をさせるべきではないのよ。世界が終わるなら終わればいい。それがただの結末というだけ。ただ…
 ただ、私は”その続き”が見たい」
沙知:「…続き…?」
真理:「…その瞳も魔眼か。ならば何か、特殊な―」
キサ:「魔眼?…ええ、そうね、魔眼だわ。…貴方も魔眼を持っているの。へぇ、なら…貴方は生かしておこうかしらね」
真理:「…お前に気を使われなくても、勝手に生き残るさ…!」
(ドゥムヤ・キサと再度戦闘)

 >B
キサ:「…!何故。夜が明け…!」
アレス:「これは…まさか、義姉上…!?」
シャマ:「…ニュクスが去った。さぁ、今は夜明けだ。覚悟しろよ夜の王…!」
ドゥムヤ:「…!」
(再度戦闘)

キサ:「どうして、どうして…!こんなにも手筈を整えて、万全を期して何故思い通りにならないの!」
天草:「…それは貴方が魔女だからだと思いますよ」
キサ:「…!?」
天草:「貴方が聖女、あるいはこの世全ての善のままであれば―貴方の行いは、正しかったのでしょうが」
シャマ:「そう、君が今のままである限り、永遠に―正しき人理には、敵わないさ」
ドゥムヤ:「……」
シャマ:「ドゥムヤもよくわかっているだろう。プリーストのクラスを冠しながらも、聖王の証を失った君には」
ドゥムヤ:「…そうだね、シャマシュ神。なんというか…面倒をかけた」
シャマ:「かまわないよ、今までサボってたからね。…眠りなさい、聖王のなりそこない、国とともに死んだ哀しき王よ」
(シャマシュが二人にとどめを刺す)

 >C
▼…終わった?
シャマシュ:「終わったよ。次期にこの特異点も消え去るだろう」
莱羅:「……四郎、何してるの」
天草:「いえ何も」
真理:「いい雰囲気になったのをぶち壊していくのはよくないと思う」
▼天草がそのつもりなら何度でも止める
天草:「…やれやれ。私が本当にやった悪事が露呈しないうちに、素直に去っておきましょうか」

人理修復完了・√A




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